骨粗鬆症の治療

抗生物質の不適切な使用等を背景として、抗生物質が効きにくい薬剤耐性菌が増加しています。反面、新たな抗生物質の開発は減少しています。

薬剤耐性(Antimicrobial Resistance:AMR)を持った細菌やウイルスが増えると、薬が効きにくくなることから、いままで感染、発症しても適切に治療すれば軽症で回復できた感染症が、治療が難しくなって重症化しやすくなります。

薬剤耐性による感染症のまん延を防止するため、様々な取組がなされており、抗生物質の適正使用が求められています。

■カゼに抗生物質は効くの?
 カゼは、正式には「かぜ症候群」という、病原性微生物の感染による、上気道の急性炎症のことで、病因の80-90%はウイルスによるものとされています。咳、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりや、発熱、倦怠感、頭痛などの症状を呈します。

一般的には、「風邪」、「風邪症候群」、「感冒」など言われ、狭義の「上気道の急性炎症」だけではなく、「上気道から下気道の急性~亜急性炎症」まで含めた、様々な意味で用いられることがあります。咳などの症状が無くとも、発熱や倦怠感、種々の体調不良が、カゼといわれることも多くあります。

カゼに抗生物質が有効かを議論するには、まずは定義をはっきりさせることが重要です。

■ウイルスによる上気道炎には抗生物質は効きません
 抗生物質(抗菌薬)は、細菌の細胞壁や蛋白の合成を阻害するなど、特異的な作用で効果を発揮します。細菌とウイルスは構造が異なるため、ウイルスに抗菌薬は作用しません。すなわち、狭義のかぜ症候群の多くを占める、ウイルス性の急性上気道炎には、抗菌薬は無効です。

■急性鼻副鼻腔炎、急性咽頭炎、急性気管支炎では抗生物質が有効なことがあります。
 中等症以上の急性鼻副鼻腔炎や、急性咽頭炎で溶連菌が原因となっている場合は、抗菌薬投与検討が推奨されており、急性気管支炎の一部にも抗菌薬投与の適応があります。病態、重症度を見極めたうえで使用すれば、抗菌薬が有効です。

■しかし感染症はあなどれない
 ウイルス性のカゼには抗菌薬は処方しない、気管支炎などでも抗菌薬の使用は極力控えるのが原則ですが、高齢者や、持病があり体力や免疫力が落ちている方にとっては、肺炎などの重症感染症は命に係わります。厚生労働省の統計によると、65歳から100歳までの5歳刻みの死因の第2位~4位が肺炎です。厚生労働省の手引きでも、対象は基礎疾患のない学童期以降の小児と成人であり、高齢者等には柔軟な対応が必要と思われます。

出典:内閣官房ホームページ 薬剤耐性(AMR)、抗微生物薬適正使用の手引き 第一版 厚生労働省健康局 結核感染症課、内科学 第10版 朝倉書店

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