尿酸値が高いとなぜいけないの?

■尿酸値が高いと・・・

 尿酸値が高いことを高尿酸血症といいます。高尿酸血症で痛風になるというのは比較的よく知られていると思います。痛風は、主に足の指の関節に起こる関節炎で、尿酸の結晶が関節内に沈着して発症します。典型的なものでは関節が腫れて熱を持ち、ひどく痛みます。「風が吹いても痛い」ともいわれます。  腎臓に石ができる尿路結石や、痛風腎とよばれる腎障害の原因にもなります。

■高尿酸血症と生活習慣病

 高尿酸血症は、高血圧、糖尿病などの生活習慣病や慢性腎臓病と関連があり、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めることが分かってきました。尿酸値や合併症(腎障害、尿路結石、高血圧、虚血性心疾患、糖尿病、メタボリックシンドロームなど)に応じた高尿酸血症のコントロールが必要です。

セロタイプの薬

■尿酸値を下げるには

 食べすぎを控えて減量する、アルコールを減らす、水分を十分とる、適度な運動をするなどが有効です。必要な場合は、尿酸の生成を抑える薬などで治療します。

出典:高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第2版[2012年追補ダイジェスト版]

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