高血圧症、脂質異常症(高コレステロール血症)、糖尿病などの生活習慣病の管理・診療に力を入れています。
生活習慣病は動脈硬化を引き起こすことにより、脳卒中、心臓病、腎臓病、その他の疾患の原因となります。
高血圧治療に関しては、収縮期血圧10mmHg、拡張期血圧5mmHgの低下により、心血管病リスクは脳卒中で40%、冠動脈疾患で20%減少することが明らかとなっています。
糖尿病の方は、心筋梗塞のリスクが健常者の3倍以上。脳梗塞、認知症のリスクが2-4倍であり、癌のリスクも増加します。3大合併症といわれる、糖尿病細小血管合併症(網膜症、腎症、神経障害)や、末梢動脈疾患の原因ともなります。
適切な治療により、動脈硬化性疾患、合併症の発症、進展の阻止、健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持、寿命の確保を目指します。
まずは、禁煙、体重の管理、減塩、アルコールの過剰摂取を控える、運動など、生活習慣の改善が必要です。生活習慣改善のみで効果不十分な場合や、当初から内服治療が必要と判断された場合は、時機を逃さず治療を始めることが重要です。
当院では診療ガイドラインに沿った適切な治療を行っています。
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